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ドローン初心者必見！安全かつ簡単なドローンの設定と飛ばし方
ドローンの機能や価格帯、安全にドローンを飛ばすため正しい知識、法律、ルールを記事にしてみました。また、ドバイで開催されて脚光を浴びているエキサイティングなドローンレースの動画とドローンの未来・可能性など考えてみました。
parrot bebop drone 2
１．ドローンとは？
まず、お約束の「ドローンとは？」ですね。ドローンにはプラスのイメージをお持ちの方はどれくらいいるのだろうか？少年によるドローン墜落事件、首相官邸屋上へのドローン墜落（墜落させた事件）、神社お祭りでのドローン墜落事件、などなどネガティブなイメージや情報が先行しているように思えますね。
英語のDrone「ドローン」はミツバチの雄蜂：いつも巣にいて働かない。のらくらもの、居候。（無線操縦の）無人機/無人車。意味合いを持つ。当方で扱うDroneは無人機のことです。ブンブン唸るは、自在のドローンのプロペラのまわるときの音そのもの。働かない蜜蜂の雄と救命用途、運搬などで利用される無人機ドローン真逆な意味合いが面白いですね。
ウィキペディアはDrone/ドローンを下記のように説明していますね。
ドローン (drone)とは、英語で雄のハチ（英語：Drone）を指す単語。転じて群体の一部（端末）、不活発・受動的な活動体、ハチの羽音などを指して用いられる。
・（命令を実行する）ロボットや自律した無人機無人航空機、探査機など、遠隔操縦または自律式の無人機全般遠隔操縦または自律式のマルチコプター(クワッドローター)
・ドローンズ – アメリカ西海岸で目撃される未確認飛行物体
・ドローン (音楽) – 音楽理論で単音で変化のない長い音ドローン-無人航空機-ハチの羽の音に由来！？
by ウィキペディア
２．ドローンの価格
ドローンの価格ですが、一言で「ピンキリ」ですね。ドローンの用途などにもよりますが一般的に遊べるレベルになると10000万円前後からでしょうか。「QuattroX ULTRA レディセット」が現状売れ筋のようですね。一万円でドローンが購入できたら良いですよね。DJI社のPHANTOMシリーズが人気ですね。DJI PHANTOME 3 STANDARDは7万円台、2016年3月に発売開始となったDJI PHANTOM 4 は176,800円と値段はあがってしまいますが、4K映像対応し被写体を自動追尾する機能など高機能搭載されているようですね。ぜひ機会があれば操縦してみたいものです。Parrot社のBebop drone 2 も性能的・コストパフォーマンスではドローン購入のねらい目ではないでしょうか！？
DJI DRONE PHANTOM
QuattroX ULTRA
Parrot Bebop 2
DJI PHANTOM 4
DJI Inspire 1
３．ドローンの機能
ドローンの機能には、一体どういった有用性があるのだろうか？ドローンは無人機。ドローンは飛べる。ドローンは撮影ができる。他に何があるのでしょう！？
２０１６年３月に発売開始されたDJI PHANTOM 4 は決して安くない価格だが、決して手が届かない価格でもない。そのDJI PHANTOM 4 の機能について紹介したいと思います。
どこまでも綺麗に撮影できる-4K映像-
高性能カメラ
4K動画を最大30フレーム/秒で、フルHD 1080p動画を最大120フレーム/秒で撮影できます。Phantom 3と比べて映像の歪みを36%、色収差を56%まで減少させた94度の非球面レンズを採用。最短撮影距離を1mにまで短縮しています。Phantom 4の高性能カメラを使って、一生の思い出になるクオリティの高い空撮映像を撮りましょう。
フルHDでも綺麗なのに4Kですか…素晴らしすぎですね。紹介文にもあるように「一生の思い出になるクオィティの高い空撮映像」が取れること間違いなしですね！
相当画期的だと思う新機能-ビュジュアルトラッキング 追尾-
ドローンが被写体を自動認識＝ビュジュアルトラックングし追尾していく機能。動画にもあるように様々な激しい動きのあるスポーツ、選手の華麗な動きなどをダイナミックに撮影することを可能にしますね。
DJI JAPNの公式ページにたくさんのハイクォーリティな動画が紹介されています。是非ご覧ください。
車やバイクにだって走り負けない（飛び負けない）、しかも安全飛行-スポーツモード 最大時速72Km-
スポーツモード
新たに搭載されたスポーツモードが、最高の飛行体験をもたらします。マグネシウムコアを採用し、より俊敏なコントロールとスリリングなスピードを味わえます。時速最高72kmとPhantom 3に比べて25%向上。高速飛行中もすべての センサーが作動し、安全な飛行を維持します。
４．ドローン事業はどんなものがあるか？
「ドローン事業」：ドローンを利用したサービスが成り立っているという現状に一昔前なら驚いてしまっただろう。ドローンは無人でリモート操縦できるのだから、高所での作業、たとえばハチの巣の駆除。地震・災害などの被害状況の把握のための動画空撮や撮影。テレビ・ＣＭなどマスメディアに利用される空撮映像。くらいしか思い当たらないが、どのような事業がドローンを利用して可能なのだろうか？
ドローン空撮代行・撮影会社
価格２万円〜数十万の価格帯にて空撮写真、空撮動画、さらに編集までの様々なサービスがあるようですね。ドローンの登場により空撮ビジョンが飛躍的にアップしていますね。
無農薬害虫駆除
佐賀大学と佐賀県、オプティムは2016年6月15日、殺虫機能を搭載したドローン「アグリドローン」を活用した、夜間での無農薬害虫駆除の実証実験に成功したと発表した。これまで農業が使えていなかった夜間の時間帯を活用することで「夜の農業革命」を目指す。
これまでの農薬散布
ドローン配達-Amazon Prime Air-
Amazon Prime Airサービスは、一目瞭然ですね。しかし、住宅密集地ではどのように商品の受け渡しをするのだろうか！？ドローンが着陸するために十分なスペースがなければ難しいような気がするが…
千葉県国家戦略特区としてドローン配達が開始されています。楽天などがゴルフ場で専用アプリにより注文受付し、ゴルフコース上にある着陸地点まで商品を届けている。楽天は、今後、被災地などへの食材・衣類の配達サービスも視野に入れているという。住民の理解・プライバシーがしっかり守られること、ドローン落下の被害、安全性が確保されていけば、「ドローン配達」もメジャーになる日は近いだろう！
５．ドローンでの配達は現実になるか
ドローンを利用した配達サービス
「ドローン」とう単語から何人の人が肯定的な印象を得ているのだろうか。どちらかというとネガティブなイメージのほうが強いのではないだろうか？ドローン少年、ドローンが日本官邸へ墜落、ドローンがお城の塀を破損させた、ドローンで覗き見される可能性、などなど。そんな中、本当にドローンのニーズはあるのか？人々に必要とされるのか（必要とされているのか）。
人が踏むことのできない場所での捜索活動、地震の被害状況の撮影、離れている場所への緊急輸送など。実は様々な用途のドローンが開発され実際に活用されているのである。興味を惹かれたページを紹介したい。それは日本の瀬戸内海の離島・・・そう瀬戸内の離島へさまざまな物資をドローンを利用し届けようとするプロジェクト。おそらく最初は誰も興味を持たなかっただろう、ドローンで物資を運ぶ、しかも数十メートルではなく数百メートルにも及ぶ瀬戸内海である。既に20kmの距離の貨物輸送に成功しているのである。非常に興味深い。
瀬戸内の空から、離島の生活に革命を。
Bringing revolutionary change to isolated islands, straight from the Setouchi skies
東西450kmに渡る広大な瀬戸内エリアには、大小727もの島々が点在しています。このうち有人島は約20%の138あり、最大のものは14万人もの人々が暮らしています。一方、最小のものは0.4平方km、暮らしているのはわずか1世帯。瀬戸内には人口100人未満の小さな島が49あり、こうした島の多くでは極度の過疎高齢化が進み、商店はおろか病院・診療所もありません。気象状況により郵便や新聞も満足に届かないことがあり、生活にはチャーター船や自家用船・漁船が欠かせません。貨物輸送に多くのコストと時間がかかり気軽に日用品を買うこともできません。
日本ではほとんどの地域で翌日には荷物が届きますが、ここではそうはいきません。急に必要なものがあっても手に入れることは困難で、全てを船に頼らざるを得ません。住民の皆さんは長い島での生活の知恵で様々な工夫をしていますが、時には緊急事態も起こります。
この状況を見て何か良い方法はないか、と考えました。当初、無人貨物船（UMV）を活用するプランや、まとめ買いとチャーター巡回船を組み合わせたコスト削減案、移動販売船など様々な方法を模索していた時、ニュースでAmazonがドローン（UAV）を活用して荷物を届けるサービスを行うことを知りました。このサービスが実現すれば問題は一気に解決するでしょう。しかし、過疎の離島でサービスを開始してくれるのはまだだいぶ先になりそうです。ならば自分で始めようと友人達に声をかけ、賛同してくれるメンバー達と準備を始めたのが、このプロジェクトのはじまりです。
Kamome Air http://www.kamome-air.com/
６．ドローン関連の法律はどんなものがある？
ドローンは誰でも手順を踏めば簡単に飛ばすことができます。そう私でも簡単に飛ばすことができました。ドローンに関する法律ってあるのでしょうか？以前はありませんでしたね、そうドローンを飛ばす人次第、ドローンを飛ばす人のモラル頼りだったのです。反モラルなドローン操縦士・・・のせいで、強化されてしまったのですね。強化どころかドローンは悪、ドローン持ち込みNGとなったお祭りばかりです（困）。
国土交通省のページに詳しく載っていますね。内容はいたって簡単、住宅密集地は飛行禁止、夜は禁止、１５０メートル以上の飛行は禁止、公園は飛行禁止、祭り上空、イベント上空は飛行禁止。いったいどこでドローン飛行させれたらいいものやら。
（１） 無人航空機の飛行の許可が必要となる空域について
無人航空機（ドローン・ラジコン機等）の飛行ルール
無人航空機（ドローン・ラジコン機等）の飛行禁止エリア
- 空港周辺上空
- 人口集中地区
- １５０m以上の空域
上記以外は飛行可能と書いてありますね！ドローンは以外と飛行可能な場所ばかりだな！？と勘違いしてしまいそう。
２） 無人航空機の飛行の方法
飛行させる場所に関わらず、無人航空機を飛行させる場合には、
［１］ 日中（日出から日没まで）に飛行させること
［２］ 目視（直接肉眼による）範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
［３］ 人（第三者）又は物件（第三者の建物、自動車など）との間に３０ｍ以上の距離を保って飛行させること
［４］ 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
［５］ 爆発物など危険物を輸送しないこと
［６］ 無人航空機から物を投下しないこと
お祭りなどのイベント、花火大会＝夜中のドローン飛行は承認が必要ですね。
詳しくは、「航空：無人航空機（ドローン・ラジコン機等）の飛行ルール – 国土交通省」をチェック。
許可・承認手続きについて
（申請方法、申請書の様式、作成要領、チェックリスト）
● 無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書（様式１～３等）〔word形式〕（※１、※２）
※１ 飛行記録等の参考様式については、Excel形式もあります。
※２ 申請にあたっては、以下の作成要領及びチェックリストをご確認頂き、申請に必要な資料が整っているかを確認して下さい。
（申請書の記載例）
１． 資料の一部を省略することができる無人航空機（申請書様式３のホームページ掲載無人航空機に該当）の場合の申請書記載例
例１：人口集中地区上空の飛行、人又は物件から30m以上の距離を確保できない飛行、催し場所上空の飛行
例２：夜間飛行
例３：目視外飛行
例４：農薬散布
例５：飛行経路が特定されない飛行
２． １．以外の機体の場合の申請書記載例
例１：人口集中地区上空の飛行、人又は物件から30m以上の距離を確保できない飛行、催し場所上空の飛行
例２：夜間飛行
例３：目視外飛行
例４：農薬散布
例５：飛行経路が特定されない飛行
例６：空港等の周辺の空域、地表または水面から150m以上の高さの空域の飛行
DJI のフライトマップに「ドローン飛行可能施設」情報の掲載開始
「飛行可能施設なのかどうか迷ったらコレでチェックしよう！」
DJIのフライトマップ http://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly
無人航空機の飛行許可が必要となる空域
７．ドローンレース
やはりドバイのドローンレースが印象に強いが、そのドバイドローンレースもその比ではない…。
８．ドローンの未来・今後の可能性
史上最悪のドローンはやはり軍事用ドローン（？）ではないだろうか。無人で爆薬が詰める…無人で数十キロまで飛行が可能…現在でもあるであろう「ドローン」。
米軍の無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴く問題作。
ドローンは無人航空機！災害時救助活動にさらに役にたつようになるでしょう！ドローンにしかいけない場所、上空から要救助者の発見や薬品・救命道具などの運搬。さらには、要救助者を持ち上げ安全な場所まで運ぶようになるのではないだろうか！？（１００〜１５０キロほどの積載可能になる必要が有る…が、将来はなるだろうと希望も込め…）
今はマイナスイメージ先行中だが、なんだってそうではないか？安全性、衝突回避の機能は現状のドローンですでに搭載済である。現在をドローン１世代として２世代、３世代…と改良はくわえられていくであろう。そして、現在のスマートフォンが子供からお年寄りまで利用されているように人々の生活へ浸透・不可欠になっていけば需要も増えていくだろう。
